【解説】空き家整理における「仲介」と「直接買取」の仕組みと比較 – 空き家問題研究所 akiya LAB

【解説】空き家整理における「仲介」と「直接買取」の仕組みと比較

空き家問題研究所では、実家や所有不動産の整理に直面しているみなさんが、後悔のない選択をするための判断材料を提供しています。

空き家を売却・整理する際、その出口戦略は大きく分けて「仲介」と「直接買取」の2つに集約されます
空き家の放置期間が長くなるほど、建物の劣化や固定資産税の負担、維持管理の労力は増大します。

 

結果として「手元に残る金額」が減少していく傾向にあります。

ここでは、これら2つの手法について、コスト・期間・実務負担・リスクの観点から詳しく解説してみます。

「仲介」の仕組みについて

「仲介」とは、不動産会社が売主様と一般の買主様の間に入り、広告活動を通じて売買契約を成立させる形式です。

仲介の実務的特徴

市場相場に基づいた売却価格
広く一般に公開するため、その時の需要に応じた市場価格での売却を目指せます。価格の最大化を最優先したい場合に適しています。


売却期間の不透明性
いつ、どのような条件の買主様が現れるかは市場環境に左右されます。成約までに1年程度を要するケースも珍しくなく、スケジュールが立てにくい側面があります


現況渡しの実情
「古い建物を壊さない」「残置物の処分をしない」という現況渡しも可能ですが、一般の個人買主の多くは、すぐに入居でいる状態や更地を好みます。
そのため、現況渡しを条件にすると、相場より大幅に価格を下げる、もしくは売却までに非常に長い期間を要するのが実情です。


契約不適合責任のリスク
売却後に雨漏り、シロアリ、配管の故障などが発覚した場合、売主様が修理費用を負担する責任を負います。
古い空き家の場合、この「後から発生するコスト」が大きな不安要素となります。

 


仲介手数料の構造

成約時には、以下の算出方法に基づく仲介手数料が発生します。

売買価格の区分 仲介手数料の計算式(別途消費税)
200万円以下の金額 売買価格の 5%
200万円超〜400万円以下の金額 売買価格の 4% + 2万円
400万円超の金額 売買価格の 3% + 6万円
※仲介手数料は宅地建物取引業法により上限が定められています 。

「直接買取」の仕組みについて

「直接買取」とは、不動産会社(当研究所運営会社の株式会社サント等)が自ら買主となり、所有者様から直接買い取る形式です。

直接買取の実務的メリット

仲介手数料の完全不要
運営会社との直接取引のため、価格帯にかかわらず法律で定められた上記の仲介手数料(数万〜数十万円単位)が一切かかりません。

 

圧倒的なスピード回答
一般の買主を探すプロセスを省略し、買主が直接判断するため、お問い合わせから最短当日〜3日以内に査定結果を提示することが可能です

 

「現状のまま」での引き渡しが確定
サントでは、解体・残置物整理・再販までを一体で対応できる体制を整えています。そのため、買主の顔色を伺うことなく、最初から「残置物も建物もそのまま」という条件で契約が成立します。売却後の修理義務(契約不適合責任)も免除されるのが一般的です。

 

 

売却手法による「実質手残り額」の比較


仲介(1,200万円)
完了まで約1年
 
 
 
 
額面 1,200万円 実質手残り:973.8万円

直接買取(1,000万円)最短当日〜3日 
 
額面 1,000万円 実質手残り:1,000.0万円
手残り(仲介)
手残り(買取)
仲介手数料 
残置物処分費用
解体費用
* 仲介売却(400万円超)の手数料は「3% + 6万円 + 消費税」で算出。
* 仲介売却は成約まで約1年を要する場合があります。
* 株式会社サントの直接買取は、現状のまま(残置物・解体不要)で最短即日〜3日で査定可能です。
* 比較は参考値です。実際の数値とは若干変わる場合があります。

「仲介」と「直接買取」の比較

資料に基づき、市場価格(仲介想定)が1,200万円の空き家を例に、最終的に「手元に残る現金」と「実務的負担」を比較します。

比較項目 仲介(一般売却) 直接買取(株式会社サント)
売却価格 1,200万円(市場価格) 1,000万円(確定価格)
仲介手数料 ▲46.2万円 0円(不要)
残置物の処分費用 ▲30万円(売主負担) 0円(サントが引き受け)
建物解体費用 ▲150万円(売主負担) 0円(サントが引き受け)
実質的な手残り額 973.8万円 1,000万円
完了までの期間 約1年(不透明) 最短当日〜3日(確実)
契約不適合責任 負う(売却後も不安が残る) 免責(一切の責任なし)
※比較表はあくまで目安となるものです。正確な数字は査定後、お伝えいたします。


【結論】

表面上の売却価格は仲介の方が高く見えますが、手数料、解体費、残置物の処分費用を差し引くと、最終的に手元に残る金額が逆転することもあります。また、1年間の維持管理費(税金・保険等)も考慮すると、買取の経済的合理性はさらに高まります。

選択の基準となるものってなに?

当研究所では、以下の基準で判断することをお勧めしています。

仲介が適しているケース

●売却完了までに1年程度かかっても問題がない

●できるだけ高い価格で売却したい

●建物状態が良好で室内が空の状態

●需要の高いエリアに立地している

 

直接買取が適しているケース

●固定資産税や維持管理の負担を早期に解消したい

●遠方に住んでおり管理が困難

●残置物が多く処分が難しい

●解体費用を事前に用意するのが難しい

●近隣に知られず整理したい

●売却時期と手取り額を事前に確定させたい

株式会社サントの取り組みについて

当研究所の運営会社である株式会社サントでは、解体・残置物整理・再販までを一体で対応できる体制を整えており、実務的な観点から迅速な価格提示を行っています。

空き家問題は、放置期間が長くなるほど選択肢が限られる傾向にあります。「特定空家」に指定され、固定資産税の優遇措置が受けられなくなる前に、具体的な数字を把握することが重要です。

まずは、

「仲介した場合の想定価格」

「直接買取した場合の確定金額」
を比較したうえでご判断いただくことが可能です。



まとめ

「仲介」と「直接買取」はそれぞれ特徴が異なり、どちらが適しているかは所有者様の状況によって異なります。
重要なのは、現在の資産価値と実務負担を「数値」で把握することです。

株式会社サントでは、最短即日(最大3日以内)で査定結果を提示し 、判断材料をご提供いたします。
空き家整理の第一歩として、お気軽にご相談ください。

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