解説

サービス付き高齢者向け住宅(通称「サ高住」)は、2011年の「高齢者の居住の安定確保に関する法律」改正で創設された、高齢の方を対象とした賃貸住宅です。原則として要介護度の低い方(自立〜軽度の要介護)が対象で、安否確認生活相談のサービスが提供される点が、一般の賃貸住宅との違いです。介護が必要になった場合は、外部の介護サービス事業者と契約して受けるかたちが基本です。

費用と特徴

  • 敷金:賃料の2〜3か月分が一般的

  • 月額費用:賃料+管理費+食費等で15万〜25万円程度(地域・施設により変動)

  • バリアフリー設計:手すり・段差解消・広い廊下幅などが整備

  • 個室:ご自宅に近い感覚で暮らせる

空き家所有者にとっての意味

サ高住への住み替えは、「自宅では不安だが、介護施設に入るほどではない」という段階で選ばれることが多い選択肢です。賃貸契約のため、定期借家ではなくお元気な間は退去せず続けられる点が安心材料です。実家を保有されたままサ高住に住み替えられるかたちもあり、その場合は実家の管理・売却の判断が必要になります。長期入居が確定された段階で、実家整理を始められるご家族も多くいらっしゃいます。

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