解説

介護施設は、加齢や病気で日常生活に介護が必要となった高齢の方が、専門スタッフのサポートを受けながら生活する施設の総称です。公的施設(特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護医療院)と民間施設(有料老人ホーム・グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅)に大別され、要介護度・収入・希望される暮らし方によって、選ばれる施設が変わります。

主な介護施設の種類

施設の種類

区分

主な対象

特別養護老人ホーム(特養)

公的

原則 要介護3以上、長期入居が前提

介護老人保健施設(老健)

公的

在宅復帰を目指した中期入所

有料老人ホーム

民間

介護付き・住宅型・健康型などの種類あり

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

民間

自立〜軽度の要介護の方が中心

グループホーム

民間

認知症の方が少人数で共同生活

空き家所有者にとっての意味

親御さんが介護施設に入居されると、実家が空き家になり、相続・売却・賃貸活用の検討が始まる場面が増えます。施設入居の費用負担と、実家の固定資産税や管理費との二重負担が、ご家族の経済的なご事情に影響することもあります。「親御さんがご存命で名義人」のうちは売却にご本人の意思表示が必要なため、認知症の進行が懸念される場合は、家族信託任意後見で代理権限を整えておかれる方法も検討されます。実家整理の進め方は、別記事「親の介護が始まって、実家はどうしよう…|半年で売却完了するための3つの判断」もご参照ください。

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