解説

スズメバチは、日本に生息する大型の蜂で、攻撃性が高く、 刺されると激痛・腫れ・アナフィラキシーショック を引き起こす可能性があります。年間20〜30名前後の死亡例がある国内有数の危険生物です。

住宅で見られる主な種

  • オオスズメバチ:最大級、主に山林・地中に営巣

  • キイロスズメバチ:住宅地でもよく見られる、軒下・戸袋・天井裏に営巣

  • コガタスズメバチ:庭木の枝・植え込みに大きな球形の巣を作る

空き家での営巣リスク

  • 軒下・戸袋・換気口:人の出入りが少ない箇所に営巣しやすい

  • 床下・押し入れ:暗く湿度の安定した場所

  • 庭木・植え込み:剪定されていない茂みは恰好の営巣場所

対応の基本

スズメバチの巣を見つけても、 自分で駆除しようとせず、自治体や専門業者に相談 されるのが基本です。特に7〜10月は働き蜂が多く活動的で、巣を刺激するだけで集団で襲ってくるリスクがあります。自治体によっては駆除費用の補助制度を運用している地域もあります。

空き家所有者にとっての意味

遠方の実家を見回りに行ったとき、敷地内に巣を見つけてしまうことは珍しくありません。 近寄らない・刺激しない・写真だけ撮って業者へ が基本です。住宅街では、ご近所の方の安全にも関わるため、見つけ次第すぐの対応が望まれます。