解説

エンディングノートは、ご自身の人生の終わりに向けた希望や情報を整理し、ご家族や関係者へ伝えるために書き残すノートです。遺言書とは異なり、法律上の効力はありませんが、財産分割やお葬式の希望、医療・介護に対する意思などを、ご家族に分かりやすく伝える手段として広く活用されています。書店で市販されているもののほか、自治体や金融機関が無料で配布しているものもあります。

主な記載内容

  • ご本人の基本情報・連絡先

  • 財産(預金・有価証券・不動産・保険・年金など)の一覧

  • 家族・親族・友人・お世話になった方々の連絡先

  • 医療・介護に対する希望(延命治療・施設入居など)

  • 葬儀・お墓に関する希望

  • 大切にしている思い出やメッセージ

エンディングノートと遺言書の違い

エンディングノート

遺言書

法的効力

なし

あり

形式

自由

民法で定められた要件あり

主な目的

情報・思いの共有

財産分配の指定

空き家所有者にとっての意味

エンディングノートに「実家をどうしたいか」のご本人のお気持ちを書き残しておかれると、相続後の判断でご家族が迷われる場面が減ります。「保有していてほしい」「売却して資金にしてほしい」「自治体に活用してほしい」など、希望のニュアンスを残しておくのが現実的です。ただし、法的な拘束力が必要な場合は遺言書も合わせてご準備いただくのが安心です。

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