相続は、被相続人が亡くなったことで、その財産・権利・義務が相続人に承継されることです。民法882条以下に定められ、実家・預貯金などのプラス財産だけでなく、借金・保証債務などのマイナス財産も引き継ぎます。単純承認・限定承認・相続放棄の判断が必要となります。ここでは相続の基本、期限、実務を説明します。
相続の基本の流れ
相続財産に含まれるもの
プラス財産
- 不動産(実家・土地)
- 預貯金・株式・投資信託
- 保険金の請求権
- 債権(他人への貸付金)
マイナス財産
- 借金・住宅ローン
- 連帯保証債務
- 未払いの税金・公共料金
3か月の熟慮期間
相続を知った日から3か月以内に、次のいずれかを選択します。
- 単純承認:すべてを承継(何もしなければ自動)
- 限定承認:プラスの範囲でマイナスを承継
- 相続放棄:すべてを承継しない
相続後の主な手続き
- 相続税申告:10か月以内
- 相続登記:3年以内(2024年4月〜義務化)
- 預貯金の払い戻し
- 年金の停止・遺族年金の申請
よくあるご質問|FAQ
Q1. 相続税は必ず発生しますか?
基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人数)を超える遺産にのみ課税されます。多くのご家族で申告不要です。
Q2. 相続が発生したら、まず何をすべきですか?
死亡届の提出、葬儀、遺言書の確認、相続人の特定、財産調査の順が実務です。
Q3. 相続手続きは自分でできますか?
可能ですが、複雑な場合は司法書士・弁護士・税理士の連携が現実的です。
