解説
イタチは、細長い体型と短い四肢が特徴の小型〜中型の食肉動物です。 2〜3cm程度の隙間があれば侵入できる 高い柔軟性を持ち、屋根裏・床下・壁の中など、人の手が届きにくい場所に住み着きます。
主な種類
ニホンイタチ:在来種、本州・四国・九州に広く分布
チョウセンイタチ:朝鮮半島から持ち込まれた外来種、西日本で増加傾向
関西エリアでは チョウセンイタチが優勢 な地域も多く、住宅地での被害相談が増えています。
空き家・住宅まわりでの被害
強烈な悪臭:肛門腺から強い臭いを放つため、住み着かれると人が住めなくなるほどの臭気が残る
糞尿による天井のシミ・断熱材の損傷
夜間の走り回る音:「カサカサ」「タタタタ」と素早く動く音
ペット・小動物への被害:金魚・小鳥・ニワトリなどを襲うことがある
ノミ・ダニなど寄生虫の持ち込み
イタチもノミ・ダニを多く保有しており、住み着かれると 家中に拡散して人を吸血 します。蚊に似た刺し跡で痒みが長く続くのが特徴で、駆除後も 室内の燻煙処理 を行わないと寄生虫が残ることがあります。強烈な悪臭とあわせて、住み着かれる前の予防が肝心です。
法律上の取り扱い
イタチは 鳥獣保護管理法 の対象で、 許可なく捕獲することはできません。特にメスのイタチは保護対象として扱いが厳しく、自治体への事前相談が必要です。
空き家所有者にとっての意味
イタチの侵入口は 非常に小さい ため、ハクビシン・アライグマ対策で塞いだ穴より、さらに細かな隙間の点検が必要になります。屋根の換気口・配管まわり・基礎の通気口などをご確認ください。
