囲い込みは、不動産会社が売主から仲介契約を取ると、他社への物件情報を隠して、自社が両手仲介できるように独占する行為です。売主に不利で違法性が指摘される慣行。売主は媒介契約の種類、レインズ登録の確認等で対策できます。空き家売却では要注意です。ここでは仕組み、リスク、対策を説明します。

囲い込みの仕組み

  1. 売主から仲介契約を取る
  2. 他社からの問い合わせを断る
  3. 「商談中」等の虚偽情報
  4. 自社の顧客のみに紹介
  5. 両手仲介で手数料を独占

売主への不利益

  • 売却まで時間がかかる
  • 売却価格の下落
  • 買主の候補が狭まる
  • 公正な取引の阻害

両手仲介と片手仲介

項目両手仲介片手仲介
手数料両側から片側のみ
会社の利益大きい普通
売主のメリット限定買主層広い

囲い込みの見分け方

  • 他社から問い合わせが来ない
  • レインズに未登録
  • 広告宣伝が消極的
  • 「商談中」が長期

囲い込み対策

1|一般媒介契約

  • 複数社に依頼可能
  • 囲い込みの回避
  • ただし宣伝が消極的な傾向

2|レインズ登録の確認

  • 専任媒介:7日以内
  • 専属専任媒介:5日以内
  • 登録証明書の受領

3|業務報告の要求

  • 専任媒介:2週間に1回以上
  • 専属専任媒介:1週間に1回以上

2025年の規制強化

  • 国土交通省がガイドライン強化
  • 両手仲介の透明性向上
  • レインズ登録の徹底

売主が確認すべきこと

  1. レインズ登録の実施
  2. 他社からの問い合わせ状況
  3. 広告宣伝の内容
  4. 買主層の確認

囲い込みが疑われる場合の対応

  • 不動産会社への問い合わせ
  • 他社への媒介依頼(一般媒介)
  • 行政への相談
  • 媒介契約の見直し

よくあるご質問|FAQ

Q1. 囲い込みは違法?

明確な違法ではなく、悪質な業務慣行として問題視されています。

Q2. どう見分ける?

レインズ登録の確認、他社からの問い合わせ状況、業務報告の内容で判断可能です。

Q3. 一般媒介にすればいい?

囲い込み回避には有効。ただし積極的な宣伝がされない傾向もあります。

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出典・参考リンク

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