レインズ(Real Estate Information Network System)は、国土交通省指定の不動産流通機構が運営する不動産物件情報の交換ネットワークです。宅建業法に基づき、専任媒介契約専属専任媒介契約では物件情報の登録が義務付けられています。売主にとっては「物件情報が全国の宅建業者に広く共有される」仕組みで、売却の流通性を高める重要なインフラです。ここではレインズの仕組み、月例マーケットウォッチの活用方法を説明します。

レインズの4つの流通機構

機構担当エリア
東日本レインズ関東・東北・北海道等
近畿レインズ大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀
中部レインズ東海・北陸・甲信越
西日本レインズ中国・四国・九州・沖縄

売主にとってのレインズの意味

  • 専任媒介契約:契約から7日以内にレインズ登録が義務
  • 専属専任媒介契約:5日以内に登録が義務
  • 一般媒介契約:登録は任意

登録されると、全国の宅建業者が物件情報を検索・閲覧でき、買主候補が増える仕組みです。

月例マーケットウォッチ|市場データの活用

各レインズは月次で「マーケットウォッチ」を公開しており、次のような市場データが確認できます。

  • 成約件数の推移(前年比・前月比)
  • 成約価格の平均(エリア別)
  • 新規登録件数
  • 在庫件数

売却前に、対象エリアの直近成約データを確認することで、査定額の妥当性判断ができます。近畿レインズの場合、大阪府中古戸建ての成約状況は月次で公開されています。

よくあるご質問|FAQ

Q1. 一般の人もレインズを検索できますか?

いいえ、レインズは宅建業者専用のシステムです。ただし、成約情報の一部は「レインズ・マーケット・インフォメーション」として一般公開されています。

Q2. レインズに登録されているか確認できますか?

専任媒介契約の場合、宅建業者から登録証明書が発行されます。売主に交付されるので、登録済みか確認できます。

Q3. 一般媒介契約でもレインズに登録できますか?

はい、任意で登録可能です。物件の露出を増やしたい場合は、一般媒介でも登録を依頼できます。

Q4. レインズに登録された物件はいつまで残りますか?

売買が成立するか、媒介契約が終了するまでです。成約後はレインズに成約情報が登録され、市場データとして活用されます。

Q5. 買取業者への売却でレインズは関係しますか?

買取(業者が直接買主)の場合、レインズ登録は不要です。宅建業者間の直接取引となるため、仲介の枠組みが適用されません。

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出典・参考リンク

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