解説

住宅で問題になるコウモリは、ほぼ アブラコウモリ(イエコウモリ) です。体長5cm前後、体重5〜10gと小柄で、 1〜2cmのわずかな隙間 から屋根裏・戸袋・換気口・瓦の下に潜り込みます。日本の哺乳類で唯一、自由に飛行する動物です。

空き家・住宅まわりでの被害

  • 糞による天井のシミ・悪臭:屋根裏に大量の糞が溜まる

  • 鳴き声・羽音:夕方〜夜にかけて活動するため、就寝時の騒音になる

  • ダニ・ノミなど寄生虫の媒介

  • 感染症リスク:糞の乾燥粉塵を吸い込むことによる健康被害が報告されている

法律上の取り扱い

コウモリは 鳥獣保護管理法 の対象で、 許可なく捕獲・殺傷することは原則できません。住宅被害の場合は、 追い出してから侵入口を塞ぐ 対応が基本になります。市販の忌避剤や超音波装置で追い出した後、隙間を金網で塞ぐ流れです。

空き家所有者にとっての意味

コウモリは 冬眠する ため、追い出しは活動期(4〜10月頃)に行うのが基本です。冬の間に塞いでしまうと、内部に閉じ込められて死亡個体が腐敗する二次被害につながります。被害が大きい場合は、専門業者への相談が確実です。

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