耐震改修は、建物の耐震性能を向上させる改修工事です。1981年5月以前の旧耐震基準の建物で推奨され、費用は 100〜300万円 が目安です。耐力壁の追加、接合金物の設置、基礎補強が主な工事内容となります。自治体の助成金が使え、所得税・固定資産税の減税措置もあります。空き家3000万円特別控除の要件にも関わる重要な工事です。ここでは工事内容、費用、優遇措置を説明します。
耐震改修の主な工事内容
- 耐力壁の追加
- 接合金物の追加
- 基礎の補強
- 屋根の軽量化
- 制震・免震装置の設置
費用の目安
| 工事内容 | 費用 |
|---|---|
| 部分補強(1〜2箇所) | 50〜100万円 |
| 全面補強 | 150〜300万円 |
| 基礎補強含む | 300〜500万円 |
助成金・減税措置
- 自治体の助成金:50〜150万円
- 所得税の税額控除:改修費用の10%(上限25万円)
- 固定資産税の減額:翌年1/2
3000万円特別控除との関係
空き家3000万円特別控除の要件として、旧耐震基準の建物は次のいずれかが必要です。
- 耐震改修済み(耐震基準適合証明書)
- 解体して更地渡し
- 買主による対応(2024年改正)
耐震改修工事の流れ
- 耐震診断
- 補強設計
- 助成金の申請
- 工事契約
- 工事実施
- 完了報告
よくあるご質問|FAQ
Q1. 耐震改修と大規模リフォームの違いは?
耐震改修は耐震性向上に特化した工事、大規模リフォームは間取り・設備の一新など幅広い工事です。
Q2. 耐震改修中は住めますか?
部分工事なら住みながら可能、全面補強は仮住まいが必要な場合があります。
Q3. 耐震改修は必ず必要ですか?
義務ではありませんが、旧耐震基準の建物では強く推奨されます。
