耐震診断は、建物の地震に対する強さを評価する調査です。既存住宅の耐震補強の要否を判断するために実施し、木造は1〜3日で完了します。費用は5〜10万円ですが、多くの自治体で無料または補助対象となります。診断結果は「上部構造評点」で示され、1.0以上で「一応倒壊しない」 判定です。1981年5月以前の旧耐震基準の建物は診断が推奨されます。ここでは診断内容、判定、実務を説明します。

耐震診断の内容

  • 建物の形状・重量
  • 耐力壁の配置・数
  • 接合部の金物
  • 基礎の状態
  • 劣化状況

耐震診断の上部構造評点の判定

評点判定
1.5以上倒壊しない
1.0〜1.5一応倒壊しない
0.7〜1.0倒壊する可能性がある
0.7未満倒壊する可能性が高い

耐震診断の診断の種類

  • 簡易診断所有者が実施、無料
  • 一般診断建築士が実施、5〜10万円
  • 精密診断:詳細調査、10〜30万円

耐震診断の自治体の助成

多くの自治体で耐震診断は 無料 または補助対象です。実家がある市町村の建築指導課にご確認いただけます。

耐震診断の診断後の対応

  • 1.0未満:耐震補強を検討
  • 補強工事の設計・見積もり
  • 助成金の申請
  • 売却時の情報開示

耐震診断の診断が推奨される建物

  • 1981年5月以前(旧耐震基準)
  • 1981年6月〜2000年5月(新耐震だが2000年基準前の木造)
  • 老朽化が進んだ建物
  • 過去の地震で被害を受けた建物

よくあるご質問|FAQ

Q1. 耐震診断はどのくらいの時間がかかりますか?

木造で1〜3日、報告書作成含めて2〜4週間が目安です。

Q2. 耐震診断結果は売却時に開示すべきですか?

買主の判断材料として、開示が推奨されます。買主の安心にもつながります。

Q3. 耐震診断で0.7未満だとどうすればいい?

耐震補強・建替え・売却のいずれかを検討します。助成金の活用も選ぶ道です。

関連する用語・記事

出典・参考リンク

関連用語

関連記事