床下換気は、住宅の床下部分に空気を通して湿気を排出する仕組みです。基礎に設けた 換気口 や 換気パッキン で空気を循環させます。換気不足になると床下に湿気が滞留し、木材腐朽・シロアリ被害・カビ発生の原因になります。年1回の点検で換気口の詰まりを確認するのが実務です。ここでは仕組み、点検、改善策を説明します。
床下換気の3つの方式
- 換気口方式:基礎に穴を開けて空気を通す(従来型)
- 換気パッキン方式:基礎と土台の間にパッキンで隙間を作る(現代型)
- 機械換気:床下換気扇で強制的に空気を回す
床下換気の重要性
- 湿気の排出(カビ・腐朽予防)
- シロアリの発生予防
- 床材の維持
- 健康的な住環境の維持
点検ポイント
- 換気口の詰まり(落ち葉・土砂)
- 換気口周辺の物置の障害物
- 金網の破損・錆
- 床下の湿度・カビ
床下換気扇の追加
換気不足の場合、床下換気扇の追加設置が有効です。
- 費用:15〜30万円
- 電気代:月数百円〜数千円
- 効果:床下湿度の大幅低下
ネズミ・害獣の侵入対策
換気口はネズミやハクビシン等の侵入経路にもなります。目の細かい金網(10mm以下) で覆うのが有効です。
よくあるご質問|FAQ
Q1. 換気口を塞いだ方がいい季節はありますか?
いいえ、通年開放が原則です。塞ぐと湿気が滞留してカビ・腐朽の原因になります。
Q2. 床下換気扇の効果は?
床下湿度を10〜20%下げる効果があります。シロアリ・カビの予防に有効です。
Q3. 空き家の床下換気で気をつけることは?
換気口の詰まりの点検、金網の破損の確認、ハクビシン等の侵入の予防が重要です。
