解説

行政書士は、行政書士法にもとづく国家資格を持つ専門職で、官公署(市区町村・都道府県・国の機関など)に提出する書類の作成・申請代理、遺言書・契約書・協議書など権利義務に関する書類の作成を行います。空き家分野では、遺産分割協議書の作成、遺言書作成のサポート、農地転用許可申請、開発許可申請、車庫証明、戸籍・住民票の収集など、相続や許認可まわりの書類業務で頼れる存在です。

関連法令・制度

行政書士業務は行政書士法にもとづいて行われます。なお、登記申請は司法書士、税務申告は税理士、訴訟代理は弁護士の独占業務であり、行政書士は扱えません。空き家まわりでは、相続関連の書類作成や、市区町村への各種申請、農地・宅地まわりの許認可で、それぞれの専門家との役割分担を意識すると、手続きがスムーズに進みやすくなります。

空き家所有者にとっての意味

相続された空き家の整理では、遺産分割協議書の作成、戸籍・住民票の収集、各種申請書類の整備など、行政書士の方にお任せできる業務が多くあります。「遺言書を残しておきたい」「相続人全員の合意内容を書面で残したい」 — こうした場面では、行政書士の方にご相談されると、書類の体裁や記載内容を整えていただけます。登記の手続きが必要な場合は、引き続き司法書士の方への引き継ぎが必要です。

関連用語