腐朽菌は、木材を腐らせるカビの一種です。木造建築物の柱・土台・梁を分解して強度低下の原因となり、シロアリと並ぶ木材劣化の 2大原因です。しばしば両者が同時に発生します。湿度20%以上・温度20〜30度で活発化するため、雨漏り・結露・地面からの湿気が発生要因となります。予防は換気と防水、除去は損傷部分の交換です。ここでは種類、被害、対策を説明します。
腐朽菌の主な種類
- ナミダタケ:床下で最も発生する
- イエタケ:木材を茶色く変色
- カワラタケ:白色腐朽菌
- マツオオジ:褐色腐朽菌
腐朽菌の発生の条件
- 湿度20%以上(木材含水率)
- 温度20〜30度
- 栄養(木材)
- 酸素
腐朽菌の被害の兆候
- 木材の変色(茶色・白色)
- キノコ状のもの
- 木材のもろさ・崩れ
- 特有のカビ臭
腐朽菌のシロアリとの違い
| 項目 | 腐朽菌 | シロアリ |
|---|---|---|
| 原因 | カビ | 昆虫 |
| 被害の様子 | 変色・崩れ | 空洞化 |
| 予防 | 防湿・換気 | 防蟻処理 |
| 駆除 | 損傷部の交換 | 薬剤散布 |
腐朽菌の予防のポイント
対応費用
- 部分交換:10〜50万円
- 柱の補修:30〜100万円
- 全面改修:数百万円
よくあるご質問|FAQ
Q1. 腐朽菌とカビは違いますか?
腐朽菌もカビの一種です。木材を分解する種類が特に「腐朽菌」と呼ばれます。
Q2. 腐朽菌の発生を止めるには?
湿度を下げることです。木材の含水率を20%以下に保てば繁殖しません。
Q3. シロアリと同時に発生することはありますか?
はい、湿気が共通の原因なので同時発生することがよくあります。両方の対策が必要です。
