給排水管は、給水管(水道水を室内に送る)と排水管(使用済み水を下水に排出する)の総称です。金属管(鉄・銅・鉛)は築40〜50年で劣化して漏水・赤水の原因になり、塩ビ管でも継手の緩み・破損が発生します。全面更新は50〜100万円、部分修繕は数万円〜となります。空き家では月1回の通水が最大の予防策です。ここでは種類、劣化サイン、修繕を説明します。
給排水管の種類
| 種類 | 用途 | 耐用年数 |
|---|---|---|
| 鉄管(亜鉛メッキ鋼管) | 給水(古い建物) | 15〜20年 |
| 銅管 | 給湯 | 20〜30年 |
| 鉛管 | 給水(廃止対象) | ─ |
| 塩ビ管(VP・HIVP) | 給水・排水 | 30〜40年 |
| ポリブテン管 | 給水・給湯 | 30〜40年 |
劣化のサイン
修繕・更新の費用
| 作業 | 費用 |
|---|---|
| 継手交換 | 数千円〜3万円 |
| 部分更新 | 10〜30万円 |
| 全面更新(戸建て) | 50〜100万円 |
| 床下・壁内配管交換 | +30〜50万円 |
鉛管の対応
1990年代以前の建物では給水管に鉛管が使われていることがあります。健康影響(鉛中毒)が指摘されており、水道局からの通知や助成金の対象となる場合があります。
予防のポイント
- 月1回の通水(配管の中の水を入れ替える)
- 冬季の凍結防止
- 異常な水道料金の早期発見
- 築40年超は更新を検討
よくあるご質問|FAQ
Q1. 赤水は飲めますか?
飲用は避けます。透明になるまで(5〜15分)流し続けてから使用します。ただし継続する場合は配管の劣化のサインです。
Q2. 給排水管の全面更新は何日かかりますか?
戸建てで1〜2週間が目安です。壁・床の解体を伴うため、リフォームと同時に実施されることも多くあります。
Q3. 空き家の給排水管が心配ですが、対策は?
月1回の通水が最大の予防策です。長期間水を通さないと配管の劣化が進みます。
