解説
給湯器は、家庭にお湯を供給する設備で、ガス(プロパン・都市ガス)、石油、電気(エコキュート・電気温水器)などの熱源によって分類されます。一般的な耐用年数は10〜15年程度で、長期保有の空き家ではこの目安を超えている物件が多くなります。
空き家で起きやすいトラブル
冬場の凍結破損:水抜きをしないまま冬を越すと、配管内部で水が凍って膨張し、給湯器本体や配管が破裂することがあります。修理費の目安は10〜20万円程度
長期使用による故障:耐用年数を超えていると、内部部品の劣化で動作不良が起きやすくなります
燃焼系部品の安全装置作動:センサーの誤作動でお湯が出なくなることがあります
冬場の凍結対策
長期間ご不在になる場合は、給湯器の 水抜き作業を行うことが、凍結破損を防ぐ基本的な対策です。具体的には、本体の電源を切り、給水バルブを閉め、給湯器内部の水を抜くという順序です。メーカーや機種によって手順が異なるため、取扱説明書をご確認いただくか、メーカーのコールセンターに確認されると安心です。
空き家所有者にとっての意味
買取や売却を検討される際には、給湯器の設置年と動作状況が確認の対象になります。「電気・ガスを止めているので動かない」状態でも、現況のままで対応する買取業者であれば査定をお出しできます。賃貸活用を視野に入れる場合は、給湯器の交換費用(15〜30万円程度)が必要になる可能性があります。
