登記事項証明書は、法務局が発行する不動産の登記内容を証明する書類です。所有者、面積、抵当権、地目、家屋番号など、現在の登記状況を公的に示します。相続登記・売却・融資申請の必須書類となります。全国の法務局窓口で誰でも取得でき、オンライン申請にも対応しています。ここでは記載内容、取得方法、実務での使い方を説明します。
登記事項証明書の記載内容
土地の場合
- 所在、地番、地目、地積
- 所有者の氏名・住所
- 抵当権・地役権等の権利関係
建物の場合
- 所在、家屋番号、種類、構造、床面積
- 所有者の氏名・住所
- 抵当権等の権利関係
取得方法と手数料
| 取得方法 | 手数料 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 法務局窓口 | 1通 600円 | その場で発行 |
| オンライン申請(郵送受取) | 1通 500円 | 3〜7日 |
| オンライン申請(窓口受取) | 1通 480円 | 数時間 |
4つの証明書の種類
- 全部事項証明書:現在の登記事項+過去の記録すべて(最も一般的)
- 現在事項証明書:現在の登記事項のみ
- 一部事項証明書:特定部分のみ
- 閉鎖事項証明書:閉鎖された登記記録
相続登記での使い方
売却での使い方
- 売主が所有者であることの証明
- 抵当権の有無の確認
- 実際の面積の確認
- 買主・仲介業者・金融機関への提示
よくあるご質問|FAQ
Q1. 誰でも取得できますか?
はい、所有者以外でも取得可能です。不動産の登記事項は公開情報です。
Q2. 法務局はどこに行けばいいですか?
全国どこの法務局でも、全国の不動産の登記事項証明書を取得できます。
Q3. 有効期限はありますか?
取得から3か月以内のものが求められることが多くあります(相続登記等)。
Q4. オンライン申請はどうやりますか?
「登記・供託オンライン申請システム」に登録して申請します。マイナンバーカードや電子証明書が必要です。
Q5. 過去の所有者も見られますか?
はい、全部事項証明書には過去の所有者履歴も記載されます。
