解説
液状化(液状化現象)は、地震の揺れで地下水位の高い砂質地盤の砂粒同士の結合が一時的に失われ、地盤が液体のような状態になる現象です。1964年の新潟地震で広く知られるようになり、2011年の東日本大震災では千葉県浦安市など埋立地で大規模な被害が発生しました。建物の沈下・傾き、地下の上下水道管・ガス管の破損、マンホールや基礎の浮き上がりなどが起こります。
液状化が起きやすい土地
河川や海に近い 低地・埋立地
旧河道(昔は川だった土地)
水田や池を埋め立てた住宅地
地下水位が高く、砂質地盤の土地
関西エリアでの注意点
大阪湾岸エリアでは、大阪市西区・港区・大正区・住之江区、堺市西区、尼崎市などの臨海部・埋立地で液状化リスクが高い区域があります。大阪府は 液状化発生可能性予測図を公開しており、お持ちの物件のリスクを地図で確認できます。
空き家所有者にとっての意味
液状化が起きた場合、建物の傾きや基礎の損傷が発生すると、解体や地盤改良が必要になり、修繕費が大きくなる傾向があります。地震保険では、液状化による建物被害も補償対象となりますが、保険金支払いの条件は被害の程度(傾斜角・沈下量)で決まります。お住まいの自治体のハザードマップで液状化リスクを確認しておかれると、保険選びの参考になります。
