解説

住宅・土地統計調査は、総務省統計局が5年ごとに実施する基幹統計調査で、住宅と世帯の関係、住宅の構造・設備、土地の所有・利用状況などを全国規模で集計するものです。空き家対策の議論で引用される「全国の空き家数」「空き家率」の根拠データになっています。直近は令和5年(2023年)10月1日時点の調査で、確報集計結果は令和6年(2024年)9月に公表されました。

主な数字(令和5年調査)

  • 総住宅数:6,504万戸(前回比+261万戸)

  • 空き家数:900万2千戸(過去最多、前回比+51万戸)

  • 空き家率:13.8%(過去最高、前回比+0.2ポイント)

  • 「その他空き家」(賃貸・売却・別荘を除く):385万6千戸(前回比+36万戸)

「その他空き家」は、長期間誰も住まず、賃貸用でも別荘でもない空き家で、空き家対策の文脈でもっとも注視されている区分です。

空き家所有者にとっての意味

住宅・土地統計調査は、5年に1度しか更新されないため日常的な相場感には向きませんが、市町村別の空き家率や空き家構成を把握する材料にはなります。お住まいの自治体の空き家対策計画の根拠データにもなっており、今後の行政対応の方向性を読む手がかりになります。総務省統計局のサイトや、政府統計の総合窓口「e-Stat」で公開されています。

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